神戸のビフカツ(ビーフカツレツ・牛かつ)が美味しい人気洋食店9選

神戸は古くから港を中心に栄え、外国人も多く居住したことから洋食文化が発展しました。
日本有数の洋食店激戦区となった神戸では、美味しくなければ生き残れず、人気のお店がたくさん誕生していったのです。
もちろん高級なお店もありますが、大衆的な洋食店が数多くあるのも神戸の特徴なのですよ。
そんな地元の人が、特に好む洋食メニューに「ビフカツ」があります。
カツレツは元々牛肉だったのですが、全国的に見ればとんかつが主流に。
でも、神戸っ子は昔ながらのビフカツを好んでいるのですよ。
そこで今回は、神戸のビフカツ(ビーフカツレツ・牛かつ)のおすすめ洋食店をご紹介します。
目次
牛かつとは違う?!神戸のビフカツとは?
関東を中心に牛かつが流行っているようですが、お肉にあまり火を通さずわさび醤油などでいただく、言ってみれば和風なもの。
神戸のビフカツは、これとは全く異なるもので、じっくりと油で揚げたものをデミグラスソースや大衆店ではウスターソースでいただくもので、完全に洋食なのです。
ビフカツは洋食店だけではなく、街の大衆食堂でもいただくことができ、とんかつに近いのかもしれません。
牛かつしか知らなければ、ぜひ神戸のビフカツを食べてみてください。
今まで知らなかったことを後悔しますよ。
洋食の朝日
出典:食べログ
数ある神戸の洋食店の中でも、行列が出来るほどの有名店が「洋食の朝日」です。
元町駅と神戸駅のほぼ中間に位置する同店のお目当ては、何と言ってもビフカツ。
分厚い牛肉を丁寧に揚げたカツは、衣がサクサクでお肉はジューシー。
切り分けられたビフカツには、特製のデミグラスソースが。
お箸でも簡単に切れてしまうほどの柔らかさに、ビックリしますよ。
野菜サラダやポテトサラダ、おかわり自由なご飯に味噌汁が付いて1300円。
神戸のビフカツの代表店です。
洋食の朝日
住所:兵庫県神戸市中央区下山手通8-7-7
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伊藤グリル
出典:公式ホームページ
大正12年に創業して90年を超える、老舗中の老舗洋食店「伊藤グリル」。
神戸の観光スポットである中華街・南京町の広場のすぐ北側に同店はあります。
「伊藤グリル」と言えば、タンシチューやビーフシチューなど、煮込み料理や炭火焼ステーキが絶品です。
様々な食通をうならせるお店として有名なのですよ。
こちらのお店は、ビーフカツレツの名前で出していますが、使われているお肉がすごい。
ステーキとしても提供されている和牛フィレを使ったビフカツなんです。
スペシャルなビフカツならば「伊藤グリル」で決まりですよ。
伊藤グリル
住所:兵庫県神戸市中央区元町通1-6-6 イクシマビル 2F
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グリル末松
出典:食べログ
三宮駅から北へ徒歩10分の北野坂周辺にある、一軒家風のレストランが「グリル末松」です。
洋食店ながら畳敷きの座敷があるのが珍しいのですが、靴を脱いでゆったりと洋食をいただくのもイイものですよ。
こちらのお店のイチ押しメニューは、ビーフカツレツで1300円、ヘレビーフカツレツだと1700円ですが、ランチメニューのビフカツランチならばスープやライスが付いて950円ですからお得ですよ。
ただしこちらのお店、お昼時はビフカツ狙いで行列ができますので、できるだけ早くお店に行く方が良いですよ。
グリル末松
住所:兵庫県神戸市中央区加納町2-1-9
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グリル一平 三宮店
出典:食べログ
「グリル一平三宮店」は2011年に開業した、レストランらしいたたずまいの落ち着いた雰囲気のお店。
しかし「グリル一平」は、南京町の西端の元町店と、創業60年を超える本店が新開地にある老舗の洋食店なのです。
「グリル一平」と言えばスパゲティのイタリアン(ナポリタン)が有名ですが、ビフカツも看板メニューなんですよ。
ビフカツは、ヘレビーフカツレツがレアな揚げ具合でほんのり桜色。
ビーフカツレツがオールドスタイルと呼ばれる昔ながらのカツです。
今風なヘレビーフカツレツと昔ながらのビーフカツレツの食べ比べをぜひ!
グリル一平 三宮店
住所:兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5-5-26 サンハイツ三宮1F
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ラミ(L’Ami)
出典:食べログ
大丸神戸店の近くに店を構える「ラミ」は、カウンターだけのお店です。
平日でも、よく行列ができていますよ。
こちらのお店は、コース料理が美味しくてお値段も安いので、やはり行列ができてしまいますね。
また、オムライスが美味しくて、結構ハマっている人が多いようですよ。
ビフカツは、牛フィレを使った一品でして、マッシュルームと一緒にソースがかかっていてすごく美味しい。
ただし、ビフカツはディナーメニューでのみ提供されていますので、注意してくださいね。
ラミ(L’Ami)
住所:兵庫県神戸市中央区三宮町3-4-3
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欧風料理 もん
出典:食べログ
創業は昭和11年ですので、すでに80年を超える老舗の洋食屋さんが「欧風料理 もん 」です。
店内は歴史を感じる昭和レトロ、そしてお料理も創業当時からの調理法を守る、昔ながらの神戸洋食が味わえるお店です。
一番の人気メニューは、ビーフカツレツ。
神戸牛のフィレ肉を使う贅沢なビフカツは、ミディアムレアな揚げ具合と相まってものすごく柔らかい。
そして、当然衣はサクサクですし、2週間も煮込んで作られるデミグラスソースとの相性が最高なんですよ。
欧風料理 もん
住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通2-12-12
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洋食屋ゆうき
出典:食べログ
新開地駅すぐそばにある「洋食屋ゆうき」は、美味さとボリュームと安さで大人気の洋食屋さん。
11時の開店時には行列が出来ていることも珍しくない、できれば秘密にしておきたいお店の一つです。
人気メニューはサービスランチのbで、ビフカツとサラダ、ご飯、スープが付いています。
ほんのり桜色っぽいミディアムレアに揚げられたビフカツは、ものすごく柔らかい。
そして、デミグラスソースが絶妙に絡まって、最高に美味い!
これで1000円ですから、文句なしです!
洋食屋ゆうき
住所:兵庫県神戸市兵庫区湊町4-2-12 リビース湊川 1F
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サンセール
出典:食べログ
元町の南京町にあるステーキと洋食の店「サンセール」
場所柄ちょっとお高いのでは?と思ってしまうのですが、良心的で安心価格で食べられるお店として大人気なのです。
夫婦2人で切り盛りするお店は、アットホームで大変居心地が良いのです。
人気のビフカツは、定食なら860円でいただけます。
じっくりと煮込んだホテル仕込みのデミグラスソースと、昔ながらのビフカツの相性が抜群。
そして定食に付いているオニオンスープが信じられないほど美味しい。
気楽に安く、そして本格的なビフカツなら「サンセール」ですよ!
サンセール
住所:兵庫県神戸市中央区元町通1-3-7
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ゲンジ
出典:食べログ
JR元町駅から西すぐの場所にある「ゲンジ」。
外観は、いえ店内も喫茶店っぽいつくりなのですが、出される洋食は一級品。
これぞ気取らずに入れるけど、味は抜群な神戸の洋食店といった感じなのですよ。
気取らない一つのお皿にまとめられたビフカツとサラダなどの付け合わせ。
神戸のビフカツには欠かせないデミグラスソース。
ややレアな揚げ具合のビフカツは、サクサクとしているけど薄い衣のせいか、まるで極上のとろけるようなステーキをいただいているようですよ。
ゲンジ
住所:兵庫県神戸市中央区元町通3-17-8 TOWA神戸元町ビル 1F
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ビフカツのまとめ地図
神戸のビフカツが美味しい人気洋食店9選に登場した、お店をまとめた地図です。
観光で来る方も、地元の方も、神戸のビフカツ洋食店に行くときには、ぜひご活用ください!
※左上を押すとスライドして、お店の名前が出てきます。
※お店の紹介から一覧へ戻るときは、店名の左横の「←」を押してください。
まとめ
神戸のビフカツは、地元の人にとってはソウルフードですし、今回ご紹介した人気の洋食店はほんの一部にすぎません。
美味しいビフカツを出してくれるおすすめのお店は、まだまだたくさんあります。
テレビなどで取り上げられることも多くなり、どの洋食屋さんを選べばよいかで悩まれている方も多いでしょう。
今風なビフカツや昔ながらのビフカツを出す店など様々ありますので、まずはご紹介したお店を食べ比べてみることをおススメします。
そして、あなた好みのビフカツをぜひ見つけてください。
※こちらの記事は、公開日時点での情報になります。メニューや内容、金額等が現時点と異なる場合があるので、訪問する際は公式ホームページや電話等でご確認ください。